ダイニングテーブルの無垢板と突板の見分け方
ポイントは
天板の表面から側面への
木目(もくめ)のつながり方を見ることです。
テーブルを真横から見てください。
まず、木の幹から無垢の板を
どのように取っているかを
ご説明したいのですが、
さすがに写真はないので
手書きのイラストで失礼します。
木の幹の太さや
杢目の出し方によって
切り取り方は異なりますが、
イラストのように
木の生えている方向に沿って
切り取ります。
そのため
切り取った無垢板は
面が変わっても
木目がつながっているんです。
そのことを踏まえて
ダイニングテーブルの天板を見比べてみると、
【無垢板の天板】
天板の表面から側面にかけて
イラストに書いたように
木目がつながっています。
【突板の天板】
このダイニングテーブルは突板ですが、
杢目を比較的合わせているので
一見すると無垢板に見えます。
しかし
丸で囲んだところを見ると、
天板の表面にはない
木目の切り替え部分があります。
わかりやすく
我が家で使っている
無印良品のスタッキングシェルフで
ご紹介します。
サイドボードやテレビボードなど、
収納家具にはほとんど突板が使用されています。
天板の杢目と
側面の 杢目の流れがまったく違っています。
ダイニングテーブルでも
このような継ぎ方はよく見ます。
木目がより美しく見えるのは無垢板ですが、
突板だから悪いわけではありません。
我が家のダイニングテーブルも突板ですが、
見栄えはとてもよいと
個人的には思っています。
ショールームなどで
たくさんのダイニングテーブルを見るときは、
ぜひこの方法で
無垢板か突板か見極めていただき、
価格に相応しいかどうかチェックしてください。