【すっきり、シンプルになる食器棚の選び方】
食器棚の値段は
2万円くらいのものから20万円以上のものまで
かなり値段の幅があります。
(サイズにもよりますが)
「どこがどう違うのか」
値段と機能性の違いを知っているのと知らないのとでは
使い心地も違ってくると思います。
元インテリア販売員だからこそ知っている
食器棚の値段の違いを解説いたします。
前回のブログでは、引き出しのレールの違いについてご紹介しました。
「【食器棚の値段の違い】引き出しのレールの違い」はこちら☟
今回のブログでも
食器棚の引き出しについての違いをご紹介いたします。
食器棚の値段の違い②「引き出しと引き出しの間の板」
インテリアショップやショールームで
食器棚の展示を見るときには、
食器棚の引き出しを引いて、
引き出しと引き出しの間をチェックしましょう。
確認すべきことは
引き出しと引き出しの間に
板が入っているかどうか。
わかりにくいと思いますが、
上の引き出しのすぐ下に
板が一枚通っているのがわかりますでしょうか?
青いラインの上です。
この板が入っていると、
引き出しの強度が増します。
引き出しには
食器やキッチングッズなどを収納しますが、
たくさん入れるとかなり重くなります。
食器棚は収納家具なので、
常にこの重さが
引き出しの底の部分にかかります。
引き出しの底板が薄い木材(パーティクルボードなど)
だったりすると、
食器類の重みで次第にたわんできてしまいます。
(ひどい場合は底板が抜けることも)
それが、
この板があるだけで、
引き出しの底板がたわみにくくなります。
また
引き出しの側面についている
スライドレールへの負担も軽減されます。
引き出しの間の板は入っていないよりも
入っていた方が絶対に良いです。
各食器棚メーカーの仕様
①ニトリ
上の写真はニトリの食器棚なのですが、
ニトリは引き出しの間に板がついている食器棚と
ついていない食器棚がありました。
②綾野製作所
我が家の食器棚は綾野製作所のものなのですが
こちらも板がついています。
③パモウナ
食器棚メーカーでもう一社有名なのがパモウナです。
画像はないのですが、
パモウナは食器棚の種類が非常に多いので
こちらも補強板がついているものと
ついていないものとあります。
特にパモウナは食器棚の種類が多く、
販売しているインテリアショップによって仕様も異なるので、
ひとつひとつしっかりと確認した方が良いです。
引き出しの構造は
食器棚のデザインには一切関係ありませんが、
見た目ではわからないからこそ、
ご自身の目で確認しておくべきだと思います。
食器棚も
買い替えの頻度が少ない家具なので、
長く愛用された方は
ぜひ引き出しの仕様についてもしっかりチェックをしておきましょう。