【食器棚の選び方】
食器棚の値段の違いをご紹介していきます。
食器棚の価格は(サイズにもよりますが)
安くて2万円くらいから
高い食器棚ですと20万円以上するものまであります。
使い方は同じなのに
この値段の違いは何?って思いますよね。
食器棚の価格の比較には、
人工大理石天板や
蒸気を吸い取るMOISS(モイス)など
見た目にわかる
デザインや材質の違いもありますが、
実は
見た目にはわからない部分にも
値段の違いがあります。
元インテリア販売員として働いていた経験から
食器棚の値段の違いを見破るポイントを
お教えいたします。
食器棚の値段の違い①
「引き出しのレール」
- 1. 食器棚の値段の違い「引き出しのレール」
- 2. レールの種類とメリット、デメリット
- 3. 引き出しのレールの違い
- 4. スライドレール仕様のニトリおすすめの食器棚
- 5. 引き出しがついている家具はレールのチェック。
1. 食器棚の値段の違い「引き出しのレール」
インテリアショップやホームセンター
食器棚のショールームなど
実物が置いてあるところへ行ったら
ぜひ見ていただきたいところです。
引き出しを引いて
その引き出しの側面についているレールがそうです。
側面についていない場合は底の裏面についていたりします。
各メーカーによって独自のレールを採用していますが、
引き出しのレールは
大まかに2種類に分けることができます。
①ローラー式
②スライド式
それぞれの引き出しレールの
メリット、デメリットを写真付きで解説いたします。
2. レールの種類とメリット、デメリット
①ローラー式のレール
◎メリット
値段が安い。
▲デメリット
・レールが1本なので
引き出しが重くなるとレールに負荷がかかり引き出しにくくなる。
・長く使用しているとレールがゆがみガタつく。
・レールが外れやすい。
②スライドレール
◎メリット
・強度がある。
・レールが太く、
さらにレールを上下でかみ合わせているので負担が分散され
重い食器を入れても出し引きがスムーズ。
▲デメリット
値段が高くなりやすい。
レールを外すのにコツがいる。
3. 引き出しのレールの違い
①と②で明らかに違うのが、レールの太さです。
食器は重ねるとかなり重くなりますので
食器棚の選び方には
耐荷重や耐久性が重要なポイントになります。
※ショールームや展示場で見る食器棚には
食器は入っておらず空なので
家で使ってみて初めて気づくという場合もありますので注意。
- 値段をできるだけ安く抑えたい。
- 収納する食器が少ない。
- 賃貸。
☞ローラー式の食器棚でもおすすめ。
- 家族が多い。
- 食器が多い。
- 持ち家で長く使いたい。
☞スライドレールの食器棚がおすすめ。
4. スライドレール仕様のニトリおすすめの食器棚
とは言っても
最近ではスライドレール式が採用されていても
お手頃な価格の食器棚が増えています。
ニトリへ行ったときは
スライドレール仕様で
10万円以下の安めの食器棚がいくつもありました。
幅120cmサイズの
引き出しがスライドレール式の食器棚がなんと7万円以下。
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マンションに住んでいる方に人気のサイズです。
5. 引き出しがついている家具はレールのチェック。
この引き出しのレールの違いは
食器棚に限らず
箱もの家具と呼ばれる
タンス、サイドボード、テレビボードなどでも
同じことが言えますので
覚えておくと役に立つと思います。
ぜひホームセンターやショールームへ行った際には
引き出しのレールを絶対にチェックしてください。