Yチェアを子育て中も大切に使うため、買って数年後でも後悔しないように購入前に知っておいてもらいたいこと。
子育て中のYチェアの使い方のリアルな失敗と対策についてまとめました。
わが家には購入してから7年以上経つ、ビーチ材ブラックカラー塗装のYチェア CH24があります。
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もちろん今でも気に入っているのですが、子育て中の今、Yチェアの選び方に失敗したかも?と思うことがありました。
その出来事と後悔しないYチェアの選び方をご紹介します。
過去にもYチェアの扱い方の失敗例をブログにて紹介していましたが、今回は失敗例第2弾です。
【失敗】Yチェアのアームに注意。証拠画像ありのリアルな口コミ。 - 北欧インテリアで作る 心地よい暮らし。
1. こどもに〇〇されたYチェア。
多少の傷とか細かいことはあまり気にならないズボラな性格ですが、さすがにショックを隠しきれなかった現在のYチェアがこちら。
愛用しているYチェアはビーチ材でブラックカラー塗装のもの。
その塗装が削れ、中の木材が出てきてしまっています。
こどもに歯でかじられました。
これは娘が一歳になったばかりの頃にワイチェアの背もたれとアームをかじった跡。
小さな子供でもこんなことできるんです。
娘の歯も心配でしたし、見かける度に注意はしていたものの理解できるわけもなく、気付いたらこんなことに。
歯がたくさん生えてきて歯ぐずりだったのではと今となっては思います。
聞いたことはありましたが、まさか本当にこんなことをするとは思っていなかったのでビックリ。
2. こどものすることは予測不可能。大切な家具を守るためにすべきこと。
ということで、子育て中に大切な家具を守るためにすべき対策はこちら。
子供の手の届くところには置かない。
すなわち
大切な家具は別の部屋に移動させておく。
当たり前のことなのですが、まさかと思って対策をしておらずリビングで使い続けていた結果、こんなことになりました。
Yチェア以外にもアルテックの椅子、娘のトリップトラップチェアも餌食に。。。
もちろん、うちのお転婆娘とは違っておとなしいお子様もいて性格なのかもしれませんが、座面のペーパーコードを引っ張ったり椅子を引きずったり倒したり。
おとなしい子でも座面によだれつけたりお茶をこぼしたりはすると思います。
一歳半の今となってはもう噛んだりしませんが、椅子を噛んだりペーパーコードの座面を舐め回していた頃と同じで、椅子の上にのぼるようになった頃が要注意。 ちょうど歯が一気に生えてきた時期だったので歯がくすぐったかったのかもしれません。
ダイニングに椅子がないと生活できませんが、椅子の数は余っていたのでYチェアはリビングダイニングから撤去すべきだったと後悔しています。
3. 傷が目立つ色だった。自分で補修しやすい素材が選べるYチェアの選び方。
そもそもわが家のYチェアはビーチ材のブラックカラー塗装。
汚れは目立ちにくいものの、塗装の剥がれは非常に目立つカラーでした。
それに比べて、Yチェアのオイル仕上げやソープ仕上げなら傷は目立ちにくく、さらにオイル仕上げかソープ仕上げなら自分で補修することも可能。
4. Yチェアの塗装の違いによるお手入れ方法、補修方法、値段の比較
●ソープフィニッシュ
石鹸水を馴染ませた塗装。白木の色の良さを引き出し、木の温かみが感じられる質感になる。
手垢やよごれがついたら、石鹸水で洗い直しができる。洗い直すことでまた石鹸の油分によって保護膜ができる。
良さ→木の質感が感じられる。
値段→中価格
●オイルフィニッシュ
植物油を染み込ませ、その油分で木材を保湿しながら汚れから守ってくれる塗装。
汚れがついてしまったら、やすりで削ってオイルを塗り直してお手入れすることができる。
良さ→艶が出る
値段→高価格
●カラー塗装
木部の表面にラッカー含む塗料を塗ることで膜を作り、湿気や汚れから守る。カラーバリエーションが選べるのと、水や汚れに強くお手入れが楽。塗り直しもしやすい塗装だが自分では補修はできない
良さ→木目は出ないが色が楽しめる。
値段=低価格
CH24 オーク材 塗装による値段の比較
ソープフィニッシュ
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オイルフィニッシュ
カラー(水性ラッカー)塗装
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塗装の仕上げによってこれだけ値段に違いがあります。
傷、汚れがつきにくい方が良いのか、自分で手をかけてお手入れできた方が良いのか。
仕上げの違いによってそれぞれ扱い方、見た目のメリット・デメリットはあるので、購入前にしっかり比較検討しておくべきだと思います。
円安でさらに値上がりしましたし(私が買ったときより同じモデルのYチェアの値段が数万円上がっててビックリ!)、簡単に買い替えられる値段でもないので、Yチェアの選び方は慎重に。
当時の私はYチェアはブラックカラーの一択だったので比較をしなかったのですが、修理が必要になって修理費用がかかるくらいなら、長い目で見たときに自分で手入れのできる塗装の方が割安でよかったかなと少し後悔。
ウォールナットのオイル仕上げがよかった?とは思ってみたものの、値段が倍以上違うのでそれはなしだったと思います。
5. Yチェアのカラー塗装の塗装剥がれは修理しかない。
ということで修理するしかなくなかった我が家のYチェア。
Yチェアはインテリアショップで購入しても修理はCARL HANSEN & SONがおこないます。
火災保険で一部修理費用が補填されたものの、現在コロナの影響からかカール・ハンセン&サンでは修理を受け付けておらず。
家具の値上がりとともに修理費用も上がったので少し困っています。
※火災保険で家具の修理補償を受けられましたが、一般的には対象外となります。
別の記事でその内容を詳しくご紹介しようと思います。
6. まとめ
子供が家具を壊す、その対策は2つ。
①こどもが小さいうちは家具もおもちゃにされます。大切な家具はこどものいない部屋に移動させる。
②傷や汚れが目立ちにくい、または自分でお手入れのできる塗装を選ぶ。
傷や汚れも長年使っていると良い味みたいになるかなと思っていましたが、塗装の剥がれは悪目立ちするし、全然そんなことありませんでした。
こどもって本当に何をしでかすかわからないので、やりすぎなくらい対策をとるべきだと痛感。
ちなみに、Yチェアは軽いので今では娘が簡単に引きずって動かしてカウンターの上のものを物色しています。
今現在Yチェアの購入を検討している方へ。
Yチェアは木材や仕上げによって値段差がありす。
費用と手間がかかるYチェアを選んでも、長い目で見れば修理費用が抑えられてトータルのコストは変わらないかもしれません。
そして、赤ちゃんがいるご家庭では、家具をおもちゃにされたり破壊されないように、しっかり予防と対策を講じてください。