北欧インテリアで作る 心地よい暮らし。

元インテリア販売スタッフがマイホームで実践!建売住宅でも海外のようなおしゃれな部屋が作れる方法をご紹介いたします。

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【食器棚の選び方】ヘティヒ社のレールと引き出し。

 

 

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食器棚の選び方のブログが途中で中断してしまいましたが、

ここからまた再開したいと思います。

 

 

元インテリア販売員が教える

マイホームを購入した方必見

後悔しない食器棚の選び方をご紹介いたします。

 

 

食器棚の値段の違いと見分け方については

その①「食器棚の引き出しのレール」

www.hokuohinterior.com

その②「食器棚の引き出しの間の補強板」

www.hokuohinterior.com

を過去のブログでご紹介しました。

 

 

今回は

その①の「食器棚の引き出しのレール」の違いについて

より深く掘り下げていきたいと思います。

 

 

 

今回のブログでは

ドイツのヘティヒ社のスライドレールって何?

 

ということで

ヘティヒ社のスライドレールとその違いについて

ご紹介させていただきます。

 

 

過去のブログでは

食器棚の引き出しレールには

ローラー式レールとスライド式レールの

2種類があることをご紹介しました。

 

銀色のスライド式レールの引き出しの方が一般的ではありますが、

その中でも

耐荷重、強度、動作に優れたスライドレールがあります。

 

 

有名なのが、

Hettich社のスライドレールです。

 

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Hettichはヘティヒと読みます。

 

 

人気の食器棚ブランド

ニトリ綾野製作所パモウナ

3社それぞれの上位モデルの食器棚に採用されているのが

このヘティヒ社のスライドレールです。

 

 

ドイツのヘティヒ社は世界最大の家具用金物メーカーのひとつで、

何年使用しても変わらない滑らかな動き、安全性、快適性が評判の

世界中で支持されている安心のメーカーです。

 

 

このヘティヒ社のレールを使用している食器棚は

値段が高くなります。

 

 

ただし

ニトリ、綾野製作所、パモウナ

どの食器棚メーカーでも

ヘティヒ社のスライドレールなら同じというわけではありません。

 

 

ヘティヒ社でも数種類のスライドレールを作っており、

その種類によって仕様も値段も変わります。

 

 

 

 

ヘティヒ社の中でも

食器棚に採用されている

高性能で耐荷重に優れたスライドレールを使った

引き出しが2種類あります。

 

InnoTech(イノテックArciTech(アーキテック)です。

 

 

このイノテックとアーキテックとは

レールが組み込まれた引き出しそのものの名称です。

 

 

InnoTechイノテック

側面がスチール製の2重塗装仕上げ。

スチール製は耐久性もあり、傷もできにくく、指紋もつかない。

底板の厚さは15mm。たわみにくく、底板が抜ける心配もなし。

全開式スライドで奥のものも取り出しやすい。

なめらかな滑りで、閉まる手前でゆっくり閉まる。

レールの耐荷重は20kg~30kg

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ArciTech(アーキテック)

次世代の引き出しシステムと呼ばれる、最先端の引き出しレール。

イノテックの上位モデル。

なめらかなレールの動作に加えて、より高い安定性と強度がある。

レールの耐荷重は約40kg

 

(アーキテックの引き出しを使用しているのは、2019年4月現在は綾野製作所のPSシリーズのみです。)

 

 

イノテックかアーキテックか

見た目では正直違いがわかりませんが

 

ざっくり大きな違いは何なのかを説明すると、

耐荷重の違いです。

 

アーキテックの引き出しの方が、

より強度があり、思い食器類を収納することができます。

 

 

ちなみに

アーキテックの引き出しを使っている食器棚の方が、

その他のグレードがすべて同じだった場合

2万~4万円ほど値段が高くなります。

 

 

 

一方で

ヘティヒ社でも私たちがよく目にするような形の

スライドレールを作っています。

 

 

ニトリでは

ヘティヒ社と共同開発した独自のレールを採用しています。

 

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イノテックでもアーキテックでもないデザインですが、

レールを引き出しの底裏につけることで

強度をアップさせています。

 

 

さらにパモウナでは

 

イノテックの引き出しをアドバンスグレード

サイレントレールを使った引き出しをベーシックグレードとして

ニトリのように引き出し底裏についたレール)

引き出しのグレードをオプションで選べるようになっています。

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同じヘティヒ社のスライドレールでも

その違いは見た目でもわかりますよね?

 

 

イノテック、アーキテックのスライドレールの方が

強度、耐荷重が高く

動きもスムーズであるため、

食器棚の値段が高くなります。

 

 

 

食器棚は

ニトリ、綾野製作所、パモウナ

そのメーカーであっても

デザインは似たり寄ったりですが、

値段の違いはこのような見えない部分にあります。

 

 

ヘティヒ社のスライドレール

世界で認められているブランドですし

確かに良いものではありますが、

 

どれも同じレールではない

ということだけは覚えておくと良いと思います。

 

 

持ち家の方は

食器棚も一度購入したらめったに買い替えることのない家具です。

 

食器棚の作りの違いを知っていただき

ご自身に合った食器棚を選ぶときに

少しでもご参考にしていただければ幸いです。

 

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